FINAL FANTASY XIV SS

FINAL FANTASY XIV を舞台とした創作小説です。

2017-06-07から1日間の記事一覧

第六話 「武器と防具」

シルバーバザーでの2日目の朝。私は宿屋のベッドで目覚めむくりと起き上がる。(うぅ・・・頭が重い。)ベッドで寝たのにもかかわらず今日の目覚めはひどく悪い。昨晩は久しぶりに寝つきが悪く、今にしてもいつ寝ていつ起きたのかが分からないほど睡眠をとっ…

第五話 「銀色に輝く故郷」

シルバーバザーはザナラーン西部、金槌台地の南西にある小集落である。ウルダハにほど近い入り江にあるシルバーバザーはかつてザナラーン地方とバイルブランド島との交易を支える海の玄関口として、海運や漁業で賑わう交易中継点であった。シルバーバザーの…

第四話 「休息」

冒険者ギルドに行くと、モモディ氏が笑顔で迎えてくれた。「あら遅かったわね。サンクレッドから聞いているわ。大活躍だったらし・・・・随分と顔色が悪いわね・・・大丈夫?」モモディ女史は心配そうに自分の顔を覗き込んでくる。「大丈夫だと答える」がモ…