FINAL FANTASY XIV SS

FINAL FANTASY XIV を舞台とした創作小説です。

第十六話 「受け継がれる護身刀」

ホライズンに着くと、眠気と戦っているのかうつらうつらしながらも必死に堪えているフフルパに声をかける。
フフルパはビクッと体を揺らして驚きおののいた。


じ、自分は決して居眠りなんかしてないのであります!


と、誰に対して言い訳をしたのか分からないが、慌てて姿勢を正す。
そして私を見るや否や、


あぁ!!! 冒険者殿でありましたか!!
お手紙は届いてましたか!!


と、一瞬で眠気が吹っ飛んだようで、キラキラした目で私に詰め寄ってきた。
そして、口元から垂れている涎もまた陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。

私は口元を吹いた方がいいとフフルパに言いながら、レオフリックのその後についてを説明する。
そして、レオフリックから渡されたダガーをフフルパに渡した。


?? こ・・・・これは!!
銅刃団ローズ連隊の連隊長が代々受け継いできた護身刀ではありませんか!!
じ、じ、じ、自分がこのダガーを持つなど、そんな恐れ多いことできないでありますっ!


そういって、フフルパは口元を拭くことすら忘れ、渡したダガーを私に返そうとするが、


い、いやいや、ちょっと待ったであります!
この贈り物は・・・・・・きっと自分に対する元連隊長殿のメッセージに違いないでありますっ!
・・・・・・とにかく、この不肖フフルパ、 せめてこのダガーに恥じぬよう、銅刃団の使命を果たすであります!


と、自分自身で自分を納得させたようで、差し出してきたダガーを自分の胸元へと引っ込めて、大事そうに懐へと入れた。
フフルパの顔はとても幸せで一杯の様だった・・・・が、私はよだれの跡が気になって仕方がなかった。

 

冒険者殿、ありがとうございましたっ!
レオフリック元連隊長殿は、自分に正義のなんたるかを教えてくれた恩人であります!
周囲に馴染めなかった私めなんかにも気を使ってくださって、元連隊長は僕にとっての目標なのであります!


私は、レオフリックはロストホープ流民街に異動になっても、立派に任務をこなしていたことを伝えると、とても嬉しそうにはしゃぎながらレオフリックの連隊長時代の昔話をしてくれた。
レオフリックはスコーピオン交易所に異動になる以前は、ここホライズン周辺を警備するローズ連隊の隊長だったとのことだった。
話によると、呪術師ギルドによる足跡の谷での遺跡調査が始まるあたりから、スコーピオン交易所へ配置替えになったようだった。


元連隊長の転任の話は突然のことだったのでびっくりしたのですが、命令ならば仕方がないのです・・・
元連隊長殿がスコーピオン交易所に転任してからずっと、自分は連隊長殿にお手紙を出していたのですが、いつもお返事が返ってこないので不思議に思っていたのです。
担当の方に聞くと、ちゃんと渡したと言っていたのではありますが・・・


???


レオフリックは、私がフフルパからの手紙を渡したとき、すごく懐かしがっていた。
常に手紙を読んでいれば、そんな反応はしないはず・・・
私が直接届けた手紙の時とそれ以前に出していた手紙とで、出し方に違いがなかったか聞いてみると、

・・・はい、お恥ずかしながらそうなのです。
普通であれば連隊の担当が一括して手紙の配送手配をするのでありますが、その時は出すのが遅れてしまって・・・
で、たまたまスコーピオン交易所に向かうという行商人の方を見つけたので、配達をお願いしたのでありますっ!


そういうことか・・・・手紙は届かなかったのではない、届けられなかったのだ。
レオフリックに宛てたフフルパの手紙は、銅刃団によってずっと検閲され続けていたのだろう。
それは、フフルパからの手紙がレオフリックに届くことによって、何かしらの不利益が発生することを恐れた。
だとすると、ここの銅刃団も何かを企んでいるようだ。
ただ、マークされ続けていたフフルパが今もなお無事であることを考えると、実際に手紙に書かれていた内容はそれほど重要ではなかったのかもしれない。

 

フフルパは少し考えた上で、意を決したように私に話しかける。


元連隊長殿が信用する冒険者殿に折り入ってお願いがあるのです!


レオフリックが私のことを信用してる?「使いやすい」の間違いではないか?
と思いながらも謙遜すると、


いえっ! このダガーは歴史あるローズ連隊の象徴。
このような大事なダガーを託すということは、あなたが信用できる人間だと証明する手段に他なりません!


・・・そういう意味もあったのかと、心底感心する。
レオフリックの行動には、すべてにおいて意味がある。今後のためにしっかりと心にとめておこう。


実は最近、足跡の谷の近くにあるクレセントコーヴという漁村に盗賊団が居ついているとの情報があるのです。
クレセントコーヴは呪術師ギルドのお偉いさんが遺跡調査を行っているところのそばにあり、ローズ連隊の小隊が護衛しているとはいえ不安で仕方がないのでありますっ!
このことは現連隊長であるバルドウィン連隊長殿にも進言したのではありますが、調査の護衛が最優先とのことで取り合ってもらえなかったのであります。


そこで、冒険者殿にクレセントコーヴの状況を見てきて欲しいのであります。
私が行ければいいのでありますが、大事な任務中の身、動くことはままならないのであります!


あぁ・・・「ここを動かず立ってろ」という任務は今も継続中の様だった。

 


私はフフルパの依頼を受けて、クレセントコーヴへと向かう。
足跡の谷へと差し掛かると、以前と同じように、呪術師らしき集団を守るように銅刃団の連中が立っていた。
改めて見ると、呪術者ギルドの調査員は、何かをしているようにも見えるし、何もしていないように見える。
ジロジロとみていると怪しまれるため、横目でさっと見ながらクレセントコーヴに向かおうとすると、

おい! そこの冒険者!!

と警備をしていた内の一人の銅刃団の男が、こちらに駆け寄ってくる。
ここ最近所銅刃団絡みのいざこざに巻き込まれ続けているせいか、声をかけられるとついつい警戒してしまう。


お前、これからクレセントコーヴに向かうのか?
だったら村にラッフという漁師がいるから、今日中に活きのいいうまい魚を数匹ホライズンの酒場に届けておくように伝えてくれ。
我々が今警備している呪術師ギルドのお偉いさん方との酒宴に出す魚だ。変な魚を出されたのではこっちのメンツが潰れるからな。
お代は・・・・そうだな・・・「後払いで」と言っておけ。頼んだぞ。

そう言って私を呼び止めた銅刃団の男は警備へと戻っていった。

 

クレセントコーヴは、足跡の谷と同じく低い土地の海岸沿いにある小さな漁村だ。集落の規模は大きくはないものの、漁港の規模はシルバーバザーを凌ぐ。
だが、ここもまた船舶の姿は少なく、貧民街を思わすほどに廃れていて活気がなかった。

とりあえず私は銅刃団の男に頼まれた伝言を伝えるため、漁師のラッフを探した。
ほどなくして桟橋で他の漁師と話をしているラッフを見つけると、私は銅刃団の男から言付かった伝言を話す。


けっ・・・・・・ツケとか・・・金払うつもりなんてさらさらねぇくせに・・・・
はぁ・・・活きのいい魚ねえ。霊災で潮目が変わって以来、まともに漁にも出れんし、いい魚なんざ網にかかっとらんよ。
少し待ってれば、近場に漁に出た連中が戻ってくるから何か収穫がなかったかきいてみるか。
まあ、なかったとしてもなんとか宴ができる程度のものは納品しておくさ。
悔しいが、銅刃団の連中の機嫌をそこねると面倒だからな・・・・・・。

私はラッフにここに居ついているという盗賊について聞いてみた。


盗賊? あぁ・・・最近居ついたあの横暴な連中のことか。
ここには銅刃団はおろか冒険者もよりつかねぇような寂れた漁村だからな。
犯罪者にとって、周りを気にせず好き放題できるここは楽園なんじゃねぇのか。
いつもいつもやりたい放題に荒らしまわりやがって・・・くそっ


どうやら情報通り盗賊団と思しき連中はここに居ついているようだ。
ラッフは指さしながら、

ほら、あそこにいる女を見てみろ。
顔に痣があるだろ? あれは昨日盗賊の連中に「酷い目」に合わされたんだ。
金を払うつもりもねぇ癖に、出した飯が不味いだとかなんとかいちゃもんを付けてな。


悔しいが、この村にはあいつらを追い出せるような武人も対抗できる武器も何もねぇ。
逆らえばあいつらのオモチャにされた挙句、殺されておしまいなのさ。


理由はわかっていたものの、一応私はなぜ銅刃団の連中が助けに来ないのか聞いてみた。


銅刃団?
ハッ! あいつらがこんな寂れた集落を守るかっての。
どちらかといえば、あいつらこそクレセントコーヴを一番潰したいと思っているだろ。盗賊連中に好き放題やらせているのもベスパーベイ港拡張開発による地上げのための立ち退き勧告をうちらが断り続けている腹いせだろうしな。

この前だって、目と鼻の先で盗賊の奴らに村の者が袋叩きにあっているのに、あいつらは遠くから笑ってみているだけだった。
とにかく、ロロリトの手下である銅刃団なんざ信用できるわけがねぇ。

それでも、ここいらを仕切っている銅刃団の連隊長がレオフリックだった時はかなりましだったんだけどなぁ・・・


ラッフは先ほどまでの厳しい表情から一転、懐かしむような柔らかい表情に変わる。


あいつ、しょっちゅうホライズンを抜け出してはここに飯を食いに来てたんだよ。
網元の魚はいつ来ても獲れたてだから絶品だ・・・なんて、よく交易品からくすねたリムサ・ロミンサ産の酒を手土産に持ってきてね。

「これは商品の検閲の時に不合格となった三流品だからいいんだよ」なんて言っていたが、飲めば誰でもわかるくらい旨い一級品の酒だったよ。


いつも陽気で気立てのいい男だったから、村の女性だけでなく気性の荒い漁師連中とも仲が良くてね。
なんかこっちが逆に心配になって、地上げについて聞くと「上には適当な理由をつけてごまかしてる」って笑っていたよ。


でも急に姿を見せなくなったと思ったら、いつのまにか連隊長が今のバルドウィンに変わっていたんだ。
バルドウィンは元々副隊長で、連隊内でも人気者だったレオフリックを目の敵にしていたんだ。
そしてバルドウィンはレオフリックがここに入り浸っていることを知っていたから、仲の良かったここの村人へのやつあたりはそれはもう酷かったよ。


言うに事欠いて、
「今もこの村が存在しているのは俺のおかげだ。これからも集落を守りたければ、俺たちの言うことはなんでも聞け。」
って言いやがったんだ。

それからというもの、ここに酒の肴をせびりに来ては金も払わず帰っていきやがる。
守る気もさらさらねぇ癖にな!

そして今度は盗賊団だからな・・・・
第七霊災のせいで魚は獲れなくなるわ、地上げにあうわ、銅刃団に睨まれるわ、挙句の果てに盗賊団に居つかれるわ。
・・・・・本当にこの村に救いはねぇよな。


ラッフは力なくハハッと笑った。
私はラッフの話を聞いて、ふとシルバーバザーを思い出す。
あそこもまたここと同じく、再興の希望もないほど追いつめられている状況だ。それでも、土地を捨てて新天地に希望を託すことをしないのはなぜなのだろうか。

シルバーバザーのキキプのこともある・・・私は思い切ってそのことをラッフに聞いてみた。


お前さん、出身はどこだい?・・・・あぁ、流民出なのか。
それじゃあ俺らの気持ちはわからんだろうな。

確かにお前の言うとおり、何の希望もねぇこの漁村を捨てて新しいところで再起を図ったほうがいいんだろうよ。
ウルダハ周辺で漁業を営むことができるところはねぇから、いっそバイルブランド島に渡っちまうのも一つの手かもしれねぇ。
・・・・・でもよ。ガキん頃からの思い出がたくさん詰まったところを捨てるってのは、そんなに簡単なことじゃねえんだぜ。

故郷を離れるってわけじゃねえ。
故郷が無くなるって話なんだからな。

確かに、第七霊災以降にこの村を出て行った奴は大勢いる。それでも今もここに残っている連中は、みんな故郷と心中してもいいと思っている連中ばかりなんだよ。
たとえ生活が苦しくても、たとえ希望がなかったとしても。それでも蜘蛛の糸よりも細せえかもしれねぇ一縷の望みにすがって村に留まっているんだ。
それに嬉しいことだってある。一度ここを出ていった連中が「手土産」を持って戻ってきてくれるんだよ。
世界中で色んなものを見聞きして、この村のためになればと色んなものを持ち込んでくれる。

あそこで土巻いている奴なんて、せっかく外で稼いできた金をつぎ込んでリムサ・ロミンサから良質な土を調達してるんだ。
ここに畑を作って野菜を栽培しようとしてるんだよ。目指すはナナモ王立菜園!!! だってよ。
漁師ししかしねぇ! なんて言うほどの頑固者だった奴が、農業を始めるとか・・・・笑えて涙が出てしまうぜ。


言いながら、ラッフは目に溜まった涙を拭き取る。


そういう故郷愛に溢れた情の厚い奴らのためにも、残ったものは「故郷」を絶対に守っていかなければならねぇんだよ。
盗賊に好き勝手されようが、銅刃団から嫌がらせを受けようが、俺たちは命を懸けてでもこの村を守り通すさ。


一見無気力に見えたラッフの目には、キキプと同じ信念の炎を宿していた。

私はこの集落を救いたい。
再興について出来ることはないが、せめて盗賊だけでも排除できれば・・・・・と思いを決めた。
ここはレオフリックにも深い縁がある。あいつに頼るのも癪ではあるが、一度相談してみよう。
バルドウィンという人物についても聞いてみたい。

ラッフに盗賊について何か知っていることは無いかと聞く。


んん? そうだな・・・アイツらは決まって夜にどこかに出かけているようだな。
大体朝方に戻ってくるんだが、いつも体全体を埃で真っ黒にしてくる。
かといっていつも手ぶらで帰ってくるから、何をしているのかはさっぱりわからねぇ。

ただ「あと少しでザナラーンともお別れだ」とか言っていたのを聞いたことがあるから、近々ここから出ていくつもりだったのかもしれねぇな。もう少し我慢すればここも盗賊連中の横暴から解放される・・・そう信じたいものだよ。

ラッフは遠い目をしながら語った。


私は一度ホライズンへと戻り、フフルパにクレセントコーヴの現状について報告する。


そうでありますか・・・・
確かに、ここ一体を警備する我らローズ連隊の連隊長がバルドウィン殿になってからというもの、色々と様子がおかしいのであります。盗賊紛いのガラの悪い連中がこの辺にたむろする様になったでありますし、怪しげな積み荷を乗せた行商人が検閲所を通さずに通行出来たりと、レオフリック元連隊長殿の頃にはこんなこと絶対になかったのであります。

最近では毎夜、呪術師のお偉いさん方と酒場を貸し切って酒宴を繰り返しているのであります。
おもてなしとして必要なこととはいえ、ちょっと度が過ぎている・・・・はわわっ!!

ぼ、冒険者殿!! 今の話は聞かなかったことにして欲しいのであります!
こともあろうに直属の上司である連隊長殿の悪口を言ったとあっては、私の忠誠心が疑われてしまうのであります!

フフルパは慌てて口元を隠しながら、私に懇願してきた。
そそっかしいというかなんというか。レオフリックがほっとけなかったという気持ちがわかるような気がした。


とにかく、クレセントコーヴの状況はわかりましたであります。
やはり居ついている盗賊団を何とかしなければなりませんであります。
しかし、一体どうすればいいのでしょうか・・・・うむむ。

考え込んでしまったフフルパに私は別れを告げると、
「助かったであります!」と言いながら、ブンブンを手を振って返してくれた。


今日はもう日が暮れてしまったので、宿屋を探して明日にでもロストホープに向かおうか。
その前に何か食べておこうと思い、酒場に向かった。

酒場に入ると、給仕たちがバタバタと準備をしていた。
中には街の住民はおろか、商人も冒険者の姿もなかった。
入ってきた私を見て、ひとりの給仕が駆け寄ってくる。

すみません・・・酒場は貸切なんです・・・・。
今晩もまた銅刃団の方と遺跡調査で逗留されている呪術師ギルドの方とで盛大に酒宴を催すとのことで・・・


と、申し訳なさそうに言ってきた。
私は「カウンターの隅でもいいから一席設けれないか」と聞いてみたが、給仕は困った顔をしながら、

いえ・・・酒盛りが始まってしまうと、銅刃団の方も呪術師ギルドの方も・・その・・・みなさん暴れてしまうので・・・
お客様に危害が及ぶと申し訳ないので、席のご用意はちょっと・・・

と、やはりお断りされてしまった。ふと、給仕の顔を見ると黒く痣ができていることに気付く。
私はその痣のことを聞いてみたが、

・・・・いぇ・・・これは・・・なんでもありません・・・・

と、今にも消え入りそうな声で、怯えたように答えるだけだった。
わたしは「無理を言ってすまなかった」と謝り、酒場を出ようとする。
すると、入れ替わるように銅刃団の連中が呪術師ギルドの調査団を連れて酒場に入ってきた。
酒場から出ていく私を見て、銅刃団の男がニヤッと笑う。

すれ違いざまにその男を見ると、足跡の谷で警備を指示していた偉そうな男だった。

もしかしてこいつがバルドウィンか?
私はその男の特徴を頭に焼き付け、酒場を出る。
私はそのまま酒場の外で中の様子をうかがおうと思ったのだが、酒場の外を守るように別の銅刃団の者たちが見張っているため、中の様子を盗み見ることは叶わなかった。
諦めて宿屋へと向かおうと歩きはじめると、ふと視線を感じて酒場の入り口のほうを見る。
すると深くローブを被った呪術師ギルドの調査員と思しき者が、こちらをじっと見ているようだった。
私の視線に気が付くと、男はさっと酒場の中へと消えてく。

 

不審に思いながらも私は宿へと戻り、部屋の中で一度頭の中を整理した。

クレセントコーヴに居ついた盗賊団。
怪しげな呪術師ギルドの調査団。
相変わらず不穏な動きを見せる銅刃団。

銅刃団と呪術師ギルドとは何かしらの関係性を疑う余地はないが、果たして盗賊連中はどうなのだろうか?
今までの話では、盗賊と銅刃団が結びつくような話は無い。
だが、盗賊のクレセントコーヴでの横行を見て見ぬふりをしている時点で、何かしらはあるような気がする。
地上げのために金を払って襲わせている?
しかしラッフは盗賊連中が夜な夜などこかへ出かけているといっていた。そしてあと少しでザナラーンから出ていくとも。
それに酒場の入り口でこっちを見ていた男・・・・どこかで見たような気がする・・・・。

考えれば考えるほど絡まっていく思考で頭が痛くなる。
結局何一つ考えがまとまらないまま、その日は眠りに落ちていった。